スープもいただく万願寺の焼き浸し

小さな庭の小さな畑で育てた万願寺唐辛子。初収穫の5本を、愛情込めてお腹に収めます。

直火で焼けば、キッチンに香ばしさが立ち込めて、期待感が高まるというもの✨

熱々を白だし・土佐酢・オリーブオイルの漬け汁に漬け込みますが、冷製スープとしてお汁もいただく構想なので、あくまでも薄味の漬け汁です。

仕上げにコンテチーズを削り、ブラックペッパーを大胆に振って、お出汁とワインの中繋ぎを計ります。

焦げ目の付いた万願寺唐辛子は、ご存知の通り独特の香味が魅力。

オーストリアの白ワインが良く合って、万願寺唐辛子の力強い個性が、まろやか且つ上品に昇華するよう…

湿度が高い今、まさに体が求めていた!と感じられるスターターから始めた夕べ。

心身潤うディナーとなりました。

料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

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