春を告げる白アスパラガス

冬野菜が終わってきたわ〜、と思っていると、ちゃんと春野菜が出て来る…
自然のサイクルは、本当に精妙です。

ヨーロッパの、春告げ食材の代表選手「アスペルジュ・ブランシュ」。
この地域では、オランダ産とベルギー産からスタートします。

マルシェで見つけて嬉しくなり、ドーンと1 kg お買い上げ。

ベルギー・オランダでは、オランデーズソースをかけて食べるのが定番ですが、私はもう少し軽いのが好み。

もっとも、ポクポクした食感を残す調理ではなく、こちら流に柔らかくなるまで火をいれる食べ方がやはり美味しく、この点は地域の流儀に従います。

レモン汁入りの湯にニンニク片を忍ばせ、ゆっくり優しく蒸すように茹でていきます。柔らかくなったなら、仕上げにバターを少々。

イベリコ豚の生ハムと、「アーデンヌのプライド」と名のついた生ハム。
その2種と共に盛り付けて、春を感じる前菜を味わいました。

料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

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