お酢がおもしろい!
ヨーロッパでお酢と言えば、ワインヴィネガーがもっとも一般的。
ちょっぴりこだわり派には、フランスのシャンパンヴィネガーやイギリスのモルトヴィネガー、イタリアのバルサミコヴィネガー、日本のライスヴィネガーも支持されています。
私は、もうちょっと変化球モノを探求し、これまで惚れ込んで愛用してきたものには、桃・トマト・トリュフのお酢があります。
そして、最近見つけて気に入っているのはコレ。
エルダーベリーフラワーとレモンのお酢!
レモンのツブツブもう入っていて、ジュース感覚の美味しさなのです。
スライスしたフェヌイユにたっぷり振りかければ、ヴィネガーがフェヌイユの苦味をまろやかに包み込み、高貴な香りを一層引き立て…
1ランクも2ランクも上のサラダの出来上がり!
前菜にたーっぷり。
大きなフェヌイユのバルブ1つ、あっという間に食べられちゃう美味しさです。
ペリゴール地方とサンセール地方のシャビニョール、2つのシェーブルチーズとも相性抜群。
私のひと工夫は、シャビニョールの方に、エルダーベリーのジェリーを添えたこと。
エルダーベリーの花はお酢に、実はジェリーにと、双方がそれぞれに個性的な変身を遂げ、お皿の上で素敵なマリアージュ。
ペリゴールのシェーブルは、真ん中にフィグが詰まっているもの。
デザートのような可愛いお味で、これまたフェヌイユの苦味とお互いに引き立て合うのです。
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