シコレ・スカローラ
抱き抱えるようにして買って来て、冷蔵庫1段のスペースをフルに占領する、シコレ・スカローラの大輪。
この季節のお楽しみのひとつです。
甘苦い風味と弾力さえ感じられる確かな食感が大好きなので、私は生のままオイルでトスしていただきます。
それなりに硬くて、ワシワシ食べることになりますが、それがまた楽しくて。
もっとも、ヨーロッパでの典型的な食べ方は、茹でてからソテーしたり、グラタンにしたり、あるいは煮込んだりと、クタクタに加熱料理するもの。
しっかり熱を加えてもなお、スカローラの個性的な食感と風味が、生き生きと主張してくれるのです。
今回は、ニンニクとオリーブオイルをたっぷり加えて、トマトペースト煮込み。アンチョビを1枚刻んで、隠し味に。
ヒヨコ豆と生ハムのラビオリを加えれば、食べ応えのあるメインディッシュになりました。
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