フォアグラのシューファルシ

年末、久しぶりにフォアグラをお料理した際に、食材使いの不慣れさを感じたのでした。

そこで得た感覚を忘れぬうちにと、再びフォアグラ料理にトライ。

今日は、フランス料理の定番。
サヴォイキャベツで包む「シュー・ファルシ」。

フォアグラは切って塩・胡椒し、強火でササッとソテー。この「ササッと感」に、前回の経験を活かして。

サヴォイキャベツは1枚ずつはがし、下茹でして柔らかくしておきます。

ハーブで炒めた挽き肉と、キャラメル色にソテーしたフォアグラを、先のキャベツでふわっと包み、お皿ごと蒸し器に。

ここでトリュフの登場。
先日奮発したペリゴール産の黒トリュフ、剥いた皮をだいじに取っておいたもの(笑)を乗せて、風味プラスを期待。

お皿に滲み出たジュとフォアグラをソテーした際に出たジュ…これらを合わせ温めなおしてソースに。
盛り付けたファルシにとろ〜り回しかけます。

うーっむ💗

さすがに美味しい!
複雑な香りにうっとりしつつ、ブルゴーニュの赤と共に美味しくいただきました。

気が付いてみれば、世界の3大珍味といわれるものの2つが揃い、贅沢なお皿になりましたが、そうは言っても私が作るものですから。

シンプルで軽やかなお味です。

料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

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