チーマ・ ディ・ラーパ、好き!
先日お話ししたプンタレッレに並んで、このチーマ・ディ・ラーパもイタリア南方の定番冬野菜です。
ブロッコリー同様、菜の花科の植物ですが、ご覧の通りブロッコリーよりも硬くて大きな葉が特徴的。より菜の花に似た姿をしています。
硬い茎葉を捨ててしまって、ブロッコリーのように中芯の蕾(葉に覆われていて見えませんね!)だけを食する地域もあると聞きましたが、もったいない!
可能な限り「一物全体」をいただくのが、私の方針です。
プーリア地方でも、茎も葉もザクザク刻み、クタクタになるまで煮込む料理に多く出会いました。
そのうちのひとつが、プーリアの名物パスタ"オレキエッティ"のソースにするもの。
今回は、色濃く硬い葉先の部分を柔らかく煮て、フードプロセッサーにかけ、パンチエッタを加えたパスタソース。
贅沢に、濃厚ソースたっぷり!に過ぎたかも…もう少し濃度を低くした方が、色合い的にも良かったかしらん?という感想です。
中芯の花蕾は柔らかいので、サッと塩茹でし、擦り胡麻を振ってシンプルに味わいます。
大〜好きですが、アクが強いので食べ過ぎには注意。
シーズン中にもっと!と欲が出るものですが、次回の購入まで間隔をあけるようにしています。
0コメント