懐かしのプーリア料理
イタリア南方の冬野菜プンタレッレ、またはチコリア・ディ・カタローニャとも呼ばれますが、これは本当に「季節もの」。
プンタレッレが店頭に並び始めると、冬本番だわ〜と感じます。
プーリア地方の郷土料理では、プンタレッレの硬い外葉を長いまま、ニンニクとオリーブオイル、塩を加えて水煮に。
乾燥空豆ファーヴェのピュレと盛り合わせ、長い葉をスパゲティの要領でクルクル…ピュレと共にフォークに巻き付けながらいただきます。
どちらも長時間煮込むため、褐色化していますが、その得も言われぬ味わいを知っている人にとっては、最高に食欲をそそられる色彩。
現地では、どのレストランにも必ずある冬の定番前菜です。
もっとも、今日は簡単に済ませたい気分。
鶏肉をタラゴン風味のロティにして共に盛り付け、一皿完結のメインディッシュとしていただきました。
空豆がしっかりとお腹にたまるので、充分な満足感があります。
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