懐かしのプーリア料理

イタリア南方の冬野菜プンタレッレ、またはチコリア・ディ・カタローニャとも呼ばれますが、これは本当に「季節もの」。 

 プンタレッレが店頭に並び始めると、冬本番だわ〜と感じます。  


プーリア地方の郷土料理では、プンタレッレの硬い外葉を長いまま、ニンニクとオリーブオイル、塩を加えて水煮に。

 乾燥空豆ファーヴェのピュレと盛り合わせ、長い葉をスパゲティの要領でクルクル…ピュレと共にフォークに巻き付けながらいただきます。 


どちらも長時間煮込むため、褐色化していますが、その得も言われぬ味わいを知っている人にとっては、最高に食欲をそそられる色彩。 


 現地では、どのレストランにも必ずある冬の定番前菜です。 

 

もっとも、今日は簡単に済ませたい気分。 

鶏肉をタラゴン風味のロティにして共に盛り付け、一皿完結のメインディッシュとしていただきました。 


 空豆がしっかりとお腹にたまるので、充分な満足感があります。 

料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

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