ケールのミネストラ
ヨーロッパでは、日本よりも普通に、どこにでもケールが売られています。
フランス語圏では、シュー・ケール。
キャベツを意味するシューの語が付いていますが、実はシュー・ケールこそ、シュー=結球タイプのキャベツのご先祖さんなのです。
日本で見かけるケールよりも、緑色が薄め。品種というよりは、大地や水のの成分の違いによるものではないかしら?
茎や葉脈ばかりでなく、葉の部分も相当硬いので、長時間煮込む料理法がほとんどです。
私は、ラルドンやブイヨンの素を使わず、良質のオリーブオイルとニンニク1片だけを加えてコトコトやるのが好き。
ゆっくり気長に、ケールの持ち味を引き出してあげる…
というより、ケールの持ち味が出てくるのを、のんびりと待つと言いましょうか。
地味でありながら慈味がある、お精進のスープです。
0コメント