ちゃんと作ると、やっぱり美味しい

大好きな白和え。
ロンドン時代も、今ここでも、手に入るもので色々にアレンジして作ってきました。

日本とは違い、白和えにふさわしいお豆腐はないのです。粘土のように硬いものと、クリームのように水っぽいものの両極端で。

それを補う為にタヒニやフムス、 マスカルポーネチーズなどを混ぜ入れ、それもまたヨーロピアンアレンジとして良いものね〜 と満足していました。

ですが昨年、日本から遊びに来た友人に練り胡麻を貰ったのをきっかけに、正統派の白和えをちゃんと作ってみようと思ったのです。

クリームのように水気が多い充填豆腐の水抜きには、1日半かけて。
日本の白擦り胡麻と、いただきものの練り胡麻ペースト、 砂糖、白だしで調整します。

う〜っむ、 
やはり、 ちゃんと作った正統派の白和えは、アレンジ版の比ではない美味しさ。

日本人のソウルにぐぐっと迫るものがありますが、外人さんのお口にも合うようで、いつでも食卓の人気者です。

この季節には、青菜と柿の白和えをよく作ります。くるみを刻み入れ、食感のメリハリも楽しんで。

料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

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