Tournedos Rossini 風

牛肉のトルネードをレアに焼き、フォアグラのソテーを重ねるTournedos Rossini は、フランス語の教科書にも出てくるほどの定番フランス料理。

フランス人シェフが、イタリアの作曲家ロッシーニの為に作ったのが始まりといわれるものです。

ルクセンブルク産のトルネード(牛ヒレ肉の先端)は、バターで両面を焼き付け、火から下ろして休ませます。

その間、フォアグラの表面を炙り、共に盛り付けるわけですが…

ギリギリまでお皿を温めておこうという配慮から、限られたキッチン設備の下、野菜やソースの準備が追いつかず。

イメージよりもフォアグラの加温が進み、脂が流れ出てしまいました。
もうちょっと大きかったのですが!笑

「風」と付したのは、トルネード・ロッシーニに欠かせない黒トリュフがのっていないから。

私流エコノミーバージョンは、ポルチーニと椎茸のソテー添え。

ソースも、マデラ酒に替えてルクセンブルク自慢のクルミリキュールを使っています。

料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000