Tataki de thon 風に

ヨーロッパのあちこちで、"Tataki" がメニューに載るようになりました。

牛のタタキ、マグロのタタキ、サーモンのタタキ…日本の調理法が採り入れられているのです。

近隣のフランス語圏で人気のマグロのタタキは、Tataki de thon(タタキ・ ドゥ・トン)。

それを真似て、赤身マグロをこちら風に料理してみることに。

鮪の下味は、バルサミコ酢・醤油・擦りおろしニンニク。

表面に胡麻をぎっしりとまぶしつけ、オリーブオイルで焼き付けます。
冷めるの待ってから切らないと、胡麻が落ちやすいのでご注意を。

半分は、胡麻をつけずにバーナーで軽く 焦がしたバージョンです。

レストランでは、ほぼ確実に、黒と白のセサミを混ぜてまぶしていますが、我が家の在庫が日本の黒胡麻だけだったので、単色仕上げとなりました。

シソ(オランダ産、大きく分厚く色も濃い!)の葉を刻んで添えましたが、他のハーブでも良いでしょう。

このままでも勿論Okですが、漬け込み液を煮詰めてソースにしたり、オリーブオイルをかけたり、セサミオイルをかけたり、柚子胡椒をつけたり…と、色々試しつつ美味しくいただきました。

日本の伝統的調理法が世界に注目され、真似られているって、誇らしいものですね。

料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

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