ハーブのチーズ~ドイツ版

先月、ドイツ郊外の街に出ていたマルクトで買ったチーズ。食べ頃は2020年1月までとあったので、そろそろお味見してみましょう。

Krauter käse 、つまりハーブのチーズという名(まんまデスね)の牛のチーズで、その名の通り、ハーブミックスで覆って熟成したもの。

フランスにも、種々のハーブをブレンドした「エルブ・ド・プロヴァンス」で覆われた山羊のチーズがあります。

ベースは同じようなブレンドで、タイムの香りが際立っていますが、プロヴァンスのラベンダーに替えて、こちらはカモミール。

ナイフを入れると、あら?…
意外な弾力があるのです。

お味は、ドイツチーズらしく、あっさり仕上げ。黒いパンによく合いそう!複雑な風味&旨味が、あっさりと上手くまとめられています。

ドイツの人は、このチーズを加熱してトロンとしたところをペンネにかけて、ハーブたっぷりのチーズパスタにもするのですって。

料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000