餃子を"たらふく"の幸せ
日本人が遊びにくるときには、よく餃子を焼きます。
次々と箸がのび、皆さんハフハフしながら黙々と頬張って、大皿盛りがあっという間に空っぽに…そして満足気な笑顔。
料理人冥利に尽きる光景が繰り広げられること、確実ですから。
そんなわけで、ちょくちょく餃子を作っている割には、ホスト側として嬉しく眺めるばかりで、自らの口に入らず仕舞いも多々あり。
たまには、お腹いっぱい餃子を食べたい!
そんな欲求に駆られ、今夜もせっせと包んだというわけです。
いつでもどこでも餃子の皮が手に入るわけではないので、日本食材屋さんのある町を訪れた際にまとめ買い。
今日のものは確か、初夏にフランクフルトで買ったもの。
性能の悪い我が家の冷凍庫で出番を待つこと半年…生地の水分が失われ弾力がなくなっていました。
延びが悪いので、ひだひだを作るのは断念。とにかく、破れずに焼き上がっておくれ!との思いで、念入りに口を閉じました。
焼き上がり、ひっくり返してしまえば、ひだがないとは見えませんもの。まぁ、OKです。
こちらのお肉は豚挽き肉も赤身、しかもニラが買えなかったので、極めてあっさりとシンプルなお味になりました。
トマトヴィネガー+赤柚子胡椒でいただくのが、最近のお気に入り。
トマトヴィネガーは、中国黒酢に似た色をして、旨味もコクも深いのです。
やっぱり美味しい〜餃子!
餃子の庶民的な立ち位置、年齢性別を問わず皆を虜にする不思議な魅力ってスゴイと思いませんか?
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