ザクセン食器にポタージュを
ドレスデン出身の友人がシリーズで持っている、ぽってりした食器。
カラフルなのに何処か素朴で、持てばずっしり重たいの。
聞けば、「私の地元の焼きものなの」と言うので、この度のドレスデン旅行で、ショップを覗いてみました。
「ドレスデンに行ったなら、そりゃ〜マイセンでしょう?」と言われそうですね!
ですが、マイセンには気に入ったものが見つからず、結局これらを購入して来たのです。
よくよく調べると、ポーランドのブランド。
それも不思議ではありません。ポーランドとドレスデンは、その昔ともにザクセン王国の一部(正確には、ザクセン王がポーランド王を兼ねた)だったのですから。
早速使ってみたくって、今夜はポタージュ。
ポワローとナヴェ(蕪に似ています)を昆布と鶏のお出汁でコトコト柔らかく煮た甘〜いスープ。
クリームの代わりに酒粕を加えることで、得も言われぬコクと風味が生まれます。
身体の芯から温まる野菜のポタージュは、素朴な器にぴったり。
そして、今日のような冷たい雨の日にぴったりの前菜です。
0コメント