ザクセン風ザウワーブラーテン

ドイツのドレスデンに来ています。 
そう、言わずと知れた旧ザクセン王国、その後の旧東ドイツであった町。

クリスマスのシュトーレンやバウムクーヘン発祥の地(の1つ)とも言われ、あちこちにお菓子屋さんがある、可愛いらしい町です。

特別な郷土料理は無いようですが、ドイツ料理の定番 Sauerbraten (香辛料とヴィネガーに漬け込んだ牛肉を煮込んだもの)のザクセン流として、「ザクソニー ・ザウワーブラーテン」に注目。

お肉のソースにはレーズン、赤キャベツにはリンゴジュースを加えて煮込み、甘酸っぱいお味にまとめられています。

定番は、ここにポテトダンプリングが添えられますが、お願いしてパンフライドポテトに替えてもらいました。

甘酸っぱいお皿+塩味のジャガイモ…

バランスの良い取り合わせに食が進み、ボリュームたっぷりのお料理も、ぺろりと平らげました。

ちなみに、この店では一般的なザウワーブラーテンを独自にアレンジし、ピクルスや玉ねぎ、ベーコンなどのフィリングを薄切り肉で巻き、甘酸っぱいソースで煮込んでいます。

料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

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