スペルトで栗のリゾット

昨日は、付け合せとして登場したスペルト小麦。未精製の全粒穀物ならではの、プチンプチンとした食感がとても美味しく、もっとたっぷり味わいたいわ〜、と思ったのです。

そこで今日は、リゾット風に一つの料理として扱ってみることに。

フェヌイユとシャロットをゆっくりソテーして香りを出し、スペルトを加え、乾燥セップ茸の戻し汁で30分ほど炊きました。

扱い慣れたお米と違って、スペルトの吸水率が定かではなく勘ですが、時々かき混ぜてあげながら、様子を見守ります。

後半、栗を加えた後は、栗が崩れ過ぎないよう優しく優しく。

プチンプチンの中に、ときどきホロッ。

香りと食感が魅せどころ、五感+αで味わう一皿に。

夕べ取り置いた鴨のローストを薄く切って乗せれば、大満足のメインディッシュとなりました。





料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

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