今日の晩ご飯 26/10/2019

そろそろ、本格的なジビエの季節に入りますが、まださほどマルシェを賑わせてはいないよう。

今日の鴨も野生ではなく、マグレ・ド・カナール。フォアグラ用に飼育された鴨の胸肉です。

ロゼにローストし、合わせるソースは、先日「フロマッジュのプラトー」の記事でご紹介したニワトコの実のコンフィチュール。
それをベースに、煮詰めたバルサミコヴィネガーと野菜のブロスで調整しました。

クランチーな食感に炊いたスペルト麦と、野菜のグラッセを付け合せに。

そして、デザートは旅の思い出シリーズ!

先日のフランス旅行で買い求めたノルマンディ地方のLivarot チーズを開封。

周囲に巻き付けられた5本の菅(スゲ…日本では昔から蓑や笠を編むのに使われてきたもの)の葉がリヴァロの目印です。

〆括りは、ポルトガルで何度となく食べたプディング。

真ん中があいたリング形と、わざと入れているに違いない?(笑)ぶつぶつの「ス」が特徴です。

ルクセンブルクには、歴史的に多くのポルトガル移民がいるので、ポルトガル人向けのショッピングセンターがあるのです。

ポルトガル語が飛び交う、決してオシャレとは言えない実用向きスーパーですが、旅で覚えた現地の味あれこれを買うことがき、プディングが恋しくなると訪ねます。

料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000