唸るおいしさ!皿麺

ルクセンブルク市内のアトリエで、丁寧に製麺された生ラーメンの太麺。
先月、友人が日本式ラーメンの製造販売会社を立ち上げたのです。

その美味しいラーメンのご紹介は、追々することにして、今日はひょんなことからスープとヌードルの数が合わなくなってしまったが故の、私流アレンジ皿麺。

麺はあくまでアルデンテに茹で、セサミオイル(日本の胡麻油よりサラッとしています)で和えて、ツルツル&シコシコに。

茹でずに熱湯をかけるだけ、半生シャッキリのモヤシ。

入荷したての新鮮ガパオ(ここでは、バジリーク・タイという名で売っています)に出会えてラッキー。手で千切る度に鼻をくすぐる芳香を放つ、魅惑のハーブもたっぷりと。

酒粕と味噌、味醂の床に漬け込んでおいた豚肉は、甘く柔らか。フライパンで焼き、かすかに焦げ目を付けて香ばしさをプラス。

タレは、出汁と味噌、お酢、練り胡麻など、勘と味見で作ったオリジナル。

いただきものの貴重品、日本の白ごまと徳島のスダチを添えて完成。

これはもう、唸るしかない美味しさ!

ほとんど手作りの大切な生麺を無駄にしてはならじ、と考えた皿麺。
怪我の功名と言いましょうか、思わず自分に「お見事! 」のひとりごと。

料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

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