フランス北西部のご馳走
引続きフランスの北西部、ノルマンディ・ブルターニュ地方を旅行中です。
ふたつの地域は、地理的・ 気候的に近いだけに、食文化も似通っています。
りんご・蕎麦の実・シーフード・ 乳製品が特産。りんごのお酒カルヴァドスやシードル、蕎麦粉のガレット、ブルターニュ(ブリタニー)産の牡蠣にムール貝、カマンベールチーズにポン レベック…などなど、日頃からよく見聞きする名前がいっぱい。
加えて、牧畜も盛んなので、羊や牛の肉料理に鶏卵のオムレツまで…有名なスペシャリテは、まだまだあります。
R のつく月が始まって、貝類が美味しくなるシーズンでもあり、サンマロ漁港の魚市場も賑わっていましたよ!
ブルターニュ産の蟹は、体が大きく、太くて短い脚が特徴。殻の中には、身も卵も味噌もいっぱい詰まっていて、食べ応え充分。
そんなご馳走たちに合わせるのは、リンゴのお酒シードルがお約束。
アルコール度が低めで、ジュースのようにスイスイ飲めてしまいます。
伝統的には、お湯飲み茶碗のようなカップで飲むのだそう。
そのお作法を維持している店もあれば、ガラスのコップで供する店もありました。
お味も銘柄によって様々。りんごの種類や製法によって仕上がりが異なるのは、ワインと同様なのでしょう。
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