野生の茸、トランペット

茸の分類・呼び名は、葉野菜のトレビスとチコリ、 エンダイブ…に負けず劣らず錯綜していて分かりにくいもの。

そのため、大まかな種別だけを表示して販売される場合が多いのです。

これもそのうちの一つ。
chanterelles とザックリした名前で売っていましたが、ちゃんと調べると「黄色のトランペット茸」だと分かります。

この時期、ジビエ料理の付け合せやソースによく登場するのは、黒いトランペット茸ですが、どちらもその名の通り、脚が筒状の空洞になっているのが特徴。
その為、ドイツ語や英語では、チューブ云々という名前でも呼ばれているよう。

多言語国で買い物をするのは、ややこしいものです。

調理の方は至ってシンプルに、オイルで焼くだけ。ほんの少し、ニンニクとパセリを加えて塩&胡椒して。

空洞があるが故の面白い食感も、ご馳走のうち。 大好きです!

料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000