鴨の胸肉と、鶏の腿肉と

1枚800gほどもある鴨の胸肉。
皮目に切り込みを入れて(写真2枚目左上)、過剰な脂が溶け出すように弱火でゆっくり火を入れていきます。

皮目にこんがり焼き目がついたなら、晒を巻いて味噌・酒粕・味醂のペーストで包み冷蔵庫へ。

ゲストさんの笑顔を思い浮かべながらの下拵えは、何ものにも替え難い至福のとき。

1昼夜漬け込んだ鴨は、供する前に温め直します。
あくまでも、火が通り過ぎぬぬよう、ローズピンクの切り口を目指して。

さて、フライパンにはたっぷりと鴨の脂が。この旨味を活用しない手はありません!

鶏腿肉を低温で蒸し焼きにすれば、照り良く、ほろほろ〜っと崩れるような仕上がりに。
こちらは、自家消費用です。

まずは作っておいて、どんな風にいただくかは、後でゆっくり考えましょう。

料理は、毎日毎日の繰り返し。
効率の工夫や食べ方のアレンジを考えるのがまた、至福の時なのです。

料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

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