おふくろの味、わたし流
説明不要、一目瞭然ですね。
昭和10年代生まれの母が、毎日のように作ってくれた普段のおかず達は、この歳になってもなお、すーっと身体に馴染む気がします。
今では、私の方が美味しく作るわ!などと生意気なことを思ったりもしますが。
長ひじきは、水戻しせず、梅干しと梅酢を入れて煮るのが私流。ふっくらと甘く仕上がりますゆえ、お試しあれ。
母の肉じゃがは、たいてい豚こま切れ肉でしたが、私はよく、牛こま切れ肉で薄味仕上げにしたものです。
いずれにせよ、ホロリと煮崩れる小間切れ肉は、ここでは手に入らないので、ならばいっそ…と、骨付き鶏肉を使い、存在感ある鶏じゃがに。
こっくりと煮詰めれば、身の引き締まった肉がホロッと骨から離れるのも、嬉しい味わいの一つです。
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