大人気のお料理教室
ルクセンブルク人なら誰もが知っている、大人気の料理研究家Anne のクッキングコース。
しかも、ミーレのショールームに併設されているテストキッチンで料理できるという、大きなオマケ付きです。
今日のテーマはアジアンフード。アンは、現地で出会った料理を、ここでも入手しやすい原材料に置き換えたり、ルクセンブルク料理のエッセンスを加えたりするアレンジがお得意。老若男女ルクス人に人気の理由は、その辺りにもありそうです。
例えば、餃子の中身はスモークドポークと空豆に葱。ルクセンブルクの郷土料理に、スモークドポークと空豆の煮込みがあって、そこからヒントを得たようです。
またソムタム サラダは、入手困難な青パパイヤに替えて、コールラビとズッキーニを使います。
調味料についても同様。紹興酒の代わりにシェリー酒、チーマージャンの代わりにピーナッツバター、中国黒酢の代わりにバルサミコヴィネガー、パームシュガーの代わりにメイプルシロップ、というふうに。
汁なし坦々麺を、スパゲティボロネーゼのチャイニーズ風と説明していたのには笑いました!
フォークにくるくると巻いて食べれば、いっそうそんな気がして来ます…🤔
ところで、餃子を包むのは、私達日本人にとっては日常茶飯事ですが、ここでは初体験という人ばかり。
私がいつものようにスルスルと包んでいくと、アンが大きな瞳をさらに大きくして「ワォ!」と駆け寄って来ます。
「みんな、ミホが先生よ!教えて教えて!」と大興奮して。
子供の頃、母とよく一緒に大量の餃子をせっせと包んだもので、素人の見様見真似で身に付いたマモンスタイルよ…と謙遜しつつも、皆さんの要望に応えて繰り返しやって見せたり、動画を撮られたり、…いやはや面白い展開になりました。
一人で参加している者同士、ルクセンブルク人のDan とペアを組んで実習しましたが、他のチームメンバーとも和気藹々、話が弾み、終始笑い声の絶えない楽しい4時間は、あっという間。
我が鎌倉での、心温まる料理+お食事会を思い出し、お教室に来て下さった皆さんのこと、スウィートな時間を恋しく思ったりもしました。
「次にアンが日本に行く時には、きっと私が隠れた名所、名店にご案内するわ!」と約束を交わし、彼女のレシピ本にサインを貰うことも忘れずに。
お腹もハートもいっぱい、パツンパツンに膨らませて帰ります。
このように、料理以外の面でも余韻の残るお教室は、私の理想。
いろいろと勉強になりました。
デザートは、手で砕いたメレンゲクッキーの上に、アーモンドフレーバーのヨーグルト&シャンテリーのホイップ・マンゴー・ココナッツフレークを重ねた、フランス+南国風。
ほんの少し、味見程度の別腹をこしらえて。
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