イタリアンたんぽぽ
このところ寒の戻りがあり、氷点下の気温になったり、雪がチラついたりもするルクセンブルク。
ですが、着実に春の足音は聞こえていて、陰陽五行論に云う"肝"の季節に入っているのを感じます。
肝を養うには、苦みのもの、酸味のものを適度に摂取するのが宜しいのです。
理屈を知らなくとも、自ずと体がそれらを求め、自然界にもそれらが出てくるのですから、不思議でもあり道理でもあり…。
マルシェには、イタリアから来たたんぽぽの葉。
ヨーロッパの、苦味野菜の代表選手です。
食用のイタリアンたんぽぽには、 茎が赤いものと緑のものがあるので、ご丁寧に『緑のたんぽぽ』という名前がついています。
レモンオイルで爽やかな酸味を足したなら、タリアータの脇にどっさり盛り付けていただきます。
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