プーリア食探訪の旅 Ⅰ
5年前、姉がプレゼントしてくれたイタリア野菜の本を読んで、イタリア南部プーリア地方の地野菜、郷土料理に魅せられました。
プーリアの郷土料理は、クッチーナ ポーヴェラとも呼ばれる素(粗)食の食文化だそうですが、豊かな食材を惜しまずに手間をかけて調理する家庭料理は、極めて魅力的に感じられるのです。
そして夢が叶っていま、プーリア食探訪の旅をしています。
こちらのレストランシェフは、20代の若き女性。
お母さんの愛情料理を基に、伝統を守りつつもスタイリッシュに昇華させたと評判のお店。
素材の特徴を活かす、良さをさらに際立たせる…
そのために、塩で〆める、マリネする、煮詰めてピュレにしたりゼリーにするなどの手法が多く使われていました。
とにかく手の混んだ仕事にサプライズの連続。
ひとつひとつのポーションが小さいにも関わらず、素朴な大らかさも感じられ、安心していただける料理たち。
何度、唸ってしまったことでしょう!
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