ベットラヴのヴルーテ

本来は夏から秋が旬のベットラヴ(ビーツ)ですが、この季節にもオランダからの輸入品が店頭に並びます。

美容と健康の為に、ベットラヴを食べましょう!

と宣伝されているせいか、1年を通じて皆さんよく食べているよう。

鉄分、マグネシウム、カリウム、リン、カルシウムなどのミネラルに加え、ビタミンA、B 、C、ナイアシン、ビオチン、そして食物繊維も豊富。

そんな ベットラヴは、「食べる輸血」とも呼ばれ、妊婦さんはもちろん、冷え症の女性にも、マストな野菜とされています。

なんとなく疲れが取れない…といった中年さん(ワタクシには当てはまりませんっ!笑)の脳と肉体をシャキッとさせてくれるのも、ありがたいこと。
お疲れ気味の方にも、オススメです。

柔らかく蒸してピュレにしたベットラヴを、ほんの少しのコンソメスープで割って短時間煮るだけ。
このまま、どろ〜っとした甘い優しさを楽しむのも良しですが、ワインには、ちと合わせにくいかしらん…。

そこで、温かいうちにイタリアのブルーチーズをのせてとろけさせ、砕いたピスタチオをトッピング。

お味と食感にメリハリをつけ、大人味に仕上げました。


料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

0コメント

  • 1000 / 1000