今日の晩ご飯 25/12/2017

これまであまり「おこわ」の類に興味がないまま今に至り、糯米の扱いには不慣れな私。

ですが、最近お米や雑穀料理のレシピを増やそうと心掛けているところ、時間にゆとりのある連休ですから、手に入る食材で中華おこわを作ってみることに。

大きな団扇のような蓮の葉は、20分ほど煮沸して柔らかく戻しておきます。

予め下味をつけておいた豚塊り肉で焼豚を作る傍ら、水戻しした干し海老、干し椎茸、干し筍と葱、ニンニク、生姜を細かく切ります。

これらの具材を胡麻油で炒め、浸水しておいた糯米も炒め合わせて、最後に栗、ウズラの卵を加え調味すれば準備完了。
重ねた蓮の葉で包み、強火で蒸し上げます。

蓮の葉を開くワクワク感、立ち昇る湯気もご馳走のうち。

ウズラの卵を潰してしまわないよう、注意深くお杓文字を入れて混ぜ、お茶碗によそいます。

ちなみに、糯米はアジアの長粒米を使いましたが、日本のお米で作ったなら、もっとふっくらと仕上がるでしょう。

どちらが良いかは好みの問題ですが、個人的には、旨味も味付けもしっかりつける中華おこわには、サラリとした長粒糯米の方が好バランスのように思います。

料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

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