今日の晩ご飯 24/12/2017

長い料理人生のなか、フレッシュのトリュフを扱うのは、これが初めて。

高価だからというより、そもそも店で見掛けませんものね。
日頃は瓶詰めの加工品やトリュフオイルでその香りを楽しんでいました。

イタリアはアルバ産トリュフの最盛期10~11月にも、ルクセンブルクの店頭には並ばず、
諦めかけていたところ…

クリスマスシーズンに入り、シェフ向けの食材店にて、フランスはプロヴァンス地方の黒トリュフが御目見えしたのす。

温暖な気候のプロヴァンスでは、1月末から2月が最盛期だそうですが、待ちに待ったチャンスですもの、年明けを待たず、クリスマスディナー用に購入したというわけです。

シンプルに味わうのが一番の贅沢!

一部をみじん切りにしてクリームソースを作り、リングイネが茹で上がる少し前のタイミングで、火を消したソースパンに卵黄を加え混ぜ、手早くリングイネと和えて盛り付けます。

スライスしたトリュフをトッピングし、仕上げにブラックペッパーとチーズを振ればでき上がり。

味わいの解説は、もはや野暮というものでしょう。

官能的ともいえる芳しさ、皆さんに届きますように!
料理サロン Ku-La Kamakura

料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

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