今日の晩ご飯 23/12/2017

美味しい生牡蠣をいただける機会は少なくありませんが、やはり恋しいのは、日本ならではの牡蠣フライ。

パン粉をつけてサクッと揚げれば、甘美な美味しさを引き出せますね。

日本では、殻を剥いた牡蠣の身だけを手軽に買えるので便利ですが、ヨーロッパにはそのような習慣がありません。
殻つきの牡蠣を買ってきて、自分でせっせと剥かないことには、ご馳走にありつけないのです。

ということで、ブルターニュ産の生牡蠣を箱買い。

ゴム手袋をはめ、牡蠣ナイフで貝柱を切って殻を開いていく作業は、海女さん気分です。

牡蠣フライ+ご飯の取り合わせも魅力的ですが、今宵はとっておきのシャンパーニュを開けたので、洋風アレンジでいただくことに。

アンチョビを効かせた茄子のトマト煮、セロリたっぷり大人のポテトサラダを付け合わせます。

自家製タルタルソースのアクセントには、ルクセンブルクマスタード。半熟卵のトロリ甘味をキレよく引き締めてくれました。
(写真撮影を待ち切れない腹ペコさんが、タルタルソースを食卓に持って行ってしまったので、画像なし💦)

手間はかかりますが、それだけに喜びもひとしおの牡蠣フライ。

トンカツ同様、ヨーロッパに有りそうで無い日本のご馳走は、機会があれば、現地の方々に教えて差しあげたい料理のひとつです。

料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

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