今日の晩ご飯 21/10/2017

イタリア食糧店に行くと、早くもチーマディラーパが入荷していました!

チーマディラーパは、プーリア州原産の冬野菜で、日本の菜の花をもっと長く、もっと苦味濃くしたような感じ。

太い茎の部分は見た目の通り固いけれど、その部分が柔らかくなるまで、けっこう長い時間オリーブオイルで蒸し煮にするのが定番料理です。

当然、葉の方はクタクタに、全体の色合いは鮮やかなグリーンでなくなりますが、そこがイタリア南部の家庭料理らしい魅力でもありますね。

旬を先取りしていただくチーマディラーパのペペロンチーノ。
まだ茎の方も柔らかく筋もなかったので、今回はクタクタに煮込まず、歯応えとヘルシーな緑色を残すように仕上げました。

イタリアの苦味野菜いろいろあれど、加熱した美味しさもまた、たまりません!

料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

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