今日の晩ご飯 24/05/2017
何ごともゆっくりと進むのが、ここルクセンブルクでの暮らし。
もう1週間は、今の仮住まいアパートにいる予定です。
使い慣れた鍋やまな板など基本的な調理器具も手元に届かないうちではありますが、
「集い、語らいつつテーブルを囲む」
まさにKULAが恋しくて、5人の日本人を招いてお食事会をしました。
単身の若い女性達に「おふくろの味」でリラックスしてもらいたくて、定番家庭料理を中心に。
ポテトサラダ~ジャガイモを丸ごと蒸してから皮を剥くことでホクホクに仕上げます。
ホウレン草の白和え~お豆腐が手に入りにくいので、ひよこ豆のペースト「フムス」で和えました。
ラディッシュの浅漬け~二十日大根をスライスして塩揉みし、余分な水分を出してから白ワインヴィネガーを加えて半日漬け込み、彩りにクレソンスプラウト。
鰯の南蛮漬け~エスカベージュやオイル漬けはあっても、醤油味の南蛮漬けは手作りするしかありません。
米酢がないのでリンゴ酢を使いましたが、やはり甘味が強いように感じ、レモンでキリッと引き締めます。
菜の花と鶏肉の辛子醤油和え~と言いたいところ…菜の花は草原一面に美しく咲いているものの食用にする習慣はないよう。
旬が終わりかけてはいますが、イタリアからチーマディラーパが入っているのを見つけ、茎と蕾の部分をしっかり茹でて菜の花に替えました。
同じアブラナ科の野菜ですから。
帆立とつぶ貝のバターソテー、バケット添え~ガーリックとハーブたっぷり!鼻腔をくすぐられる香りは、深味のある日本酒にもぴったりです。
豚の角煮と煮玉子~甘辛醤油の角煮も美味しいですが、今日は少しあっさりと塩味に。
お大根と葱を共に煮込むのが我が家の定番ですが、ここでは手に入らないためポワロー(リーク)で代用。
天日干しキノコのマリネ~日本のキノコとはアミノ酸組成が異なるマッシュルーム達。
料理教室でも好評だった定番レシピで作ってみました。フレッシュマッシュルームにはない独特の歯応えと凝縮した旨味が魅力。
茄子とピーマンの味噌炒め~と言っても、日本式に言えば「米ナスとグリーンパプリカ」です。どちらも大きくて硬めなので、途中蓋をして蒸し炒めし、チリと味噌を馴染ませます。
ご飯のお伴にしようと思って最後にお出ししましたが、皆さんの盃が止まらず…ペロリと平らげてくれました!
というわけで、〆のご飯には先ほどの煮玉子を温め直してのせ、塩豚の旨味が出た煮汁もかけて。彩りにマンジャタウト(大きなさやいんげん)とシブースト(万能葱の代用)を添えていただきました。
これがまた美味しくて♡
私自身もモリモリいただき、写真を撮る余裕がありませんでしたが。
デザートはスペインのチェリー🍒
日本酒一升瓶をらくらく空けたあとですが、お持たせの赤ワインでまたお喋りが止まらない…
みんなでご飯
これに勝る幸せはないのではないかしら?
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