プロヴァンス風 野菜のチオン

Tian de légumes à la Provençale
チオン ドゥ レギューム ア ラ プロヴァンサレ

ラタトゥイユに次いで定番と言ってよい、南仏プロヴァンス地方の野菜料理。

それが証拠に、ルクセンブルクの語学学校の授業で、いずれもフランス語学習の教材に登場しましたもの!

ラタトゥイユは野菜の煮込みですが、チオン(先生の発音は、どちらかといえば「チョン」に近かったかも)の方は、同様の食材を薄切りにして重ね、オーブンで焼く料理。

ナス、ズッキーニ、トマト、紫玉ネギが定番です。

味付けは極めてシンプルで、バジルやタイムなどのハーブと塩、そしてオリーブオイルのみ。

今回はフレッシュハーブなしで、エルブ ドゥ プロヴァンスミックスの塩とオリーブオイルだけで焼きましたが、これがなんとも完成度の高いデキ✨

思わず、ため息が出てしまう美味しさです。

ちなみにTian とは長方形のオーブン仕様トレイの名前。それゆえ、オーセンティックなチオンは、四角い器で焼き上げるものだったのですって。

今では、このように丸型容器で焼いたり、チーズやアンチョビを挟み込むといったバリエーションも広がっています。

料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

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