旬の獅子柚子

小さめのカボチャぐらいあろうか?という巨大な柑橘!

獅子柚子とか鬼柚などと呼ばれていますが、実は柚子の仲間ではなく、文旦の類だそう。

これまで私は、中をくり抜いて皮を器に見立て、お膾や黒豆、小鯛の昆布締めなどをよそって「目で」楽しんでいました。

ですが先日、落葉を掃いていると近所の料理屋の女将が通りかかり、長らく立ち話…(^^)

この季節の突出しに、獅子柚子の砂糖煮がお客様に喜ばれているというのです。

へ~!食べても美味しいの?

と、獅子柚子さんに失礼な思い込みを改めました(^-^;。

まずは教わった通り、3回茹で溢してから軽い砂糖煮に。
煮すぎてジャムにならないよう、加減が大切です。

飲み始めの突出しにはもちろんのこと、焼き魚やレバーパテの箸休め、食後のデザートにも最高💕

ゴツゴツした強面からは想像しにくい懷深さで、お食事シーンを幅広く演出してくれます。

そして間もなく冬至。
柚子風呂が楽しみですね♨

翌23日には、小学校以来の友人夫婦が飲みにやって来ます。
強く優しい獅子柚子を湯船に浮かべて、彼らの来訪を待つことと致しましょう。

毎日忙しい二人の健康と安らぎを祈って💟

料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

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