期待の日本料理レストラン

ここは日本!?

では、ありません。
ルクセンブルクです。

10日前にオープンしたばかりの新店「料道」さん。
昨年末から話題になっていて、まだかまだか…と在ルクス日本人が皆、待ち焦がれていました。

私が知っている限り、日本人の料理人が腕を奮う(ちゃんとした)和食屋さんは、ルクセンブルク国内で4軒目。

シェフはこれまで、ルクスのミシュランスターレストラン2店での経験がある方なので、イタリアンやフレンチの手法を以って、いかように和食を展開されるのかと、興味を抱いていたのです。

数日前にチャンス到来!
お昼のお弁当をいただきました。

一皿目、おしのぎの鯖寿司の右にあるお団子状のものは、ブール ド カカオの中に梅酒。春を思わせる、爽やかなサプライズ。

キュウリの酢味噌和えの上には、レモンの皮のコンフィチュール。

早速、元フレンチシェフらしいアレンジが見られ、期待が高まります。

続いても、白アスパラガスのジュをフレンチの手法で濃厚に抽出し、ジェリーにしたものや、根セロリとセロリのクリアスープに、そのムースを冠したもの。お肉の付け合せにトッピナンブールのクリーム…などなど。

勉強になるアイデアがいっぱいの内容で、おおいに刺激を受けました。

現地の方々に、日本料理は、SUSHI NIGIRI とSUSHI MAKI だけではないということを知ってもらいたいと仰るシェフ。

同感です。
若いシェフのご活躍により、ルクセンブルクの方に和食の奥義を発見してもらえますよう、期待しています。

料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

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