今日の晩ご飯 17/01/2018

ヨーロッパのお肉はサシが入っていないから、硬くて味気ない…。

日本人が集まると、大抵そんな話になるもの。
つい先週も、お呼ばれしたパーティで供されたローストビーフを前に、その件で盛り上がっていましたっけ。

嗜好は人それぞれですが、日本の食材と比較をして不平を言うよりも、その肉質にあった調理をして、美味しくありがたくいただく姿勢を大切にしたいと思います。

例えば、ゴツゴツと武骨にまとめたハンバーグ。

口に入れたとたんに溶けそうになる脂身はないけれど、噛むほどに味が出てくる肉本来の旨味を堪能できますね。

いかにも我が身の筋肉を作ってくれそうで、命をいただく感謝の気持ちが高まります。

赤身の牛肉はとても陽性が強いので、ソースはホワイトマッシュルーム入りトマトソース。付け合わせにアボカド、カタローニャの葉を添えて、陰陽のバランスにも配慮しました。

料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

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