厳寒の海の恵み

知床半島は尾岱沼にある野付漁協市場より、旬真っ盛りの帆立が届きました。

山葵+醤油、塩+オリーブオイル…生でその実力を思い知ったその後に。

貝柱は表面を焼き付け、ブラックペッパーを振るだけのシンプル仕上げ。

大きな帆立貝6枚分(フレッシュでいただいた分を含む)の卵とひもは、結構どっさりありました💦

さぁ、どんな風にお料理しましょうか!?

ヨーロッパでもこの時季の帆立は珍重され、雑誌やネット上に数々のルセット情報が出回ります。

寒さが厳しい国では、クリームはもちろんバターもチーズも…た〜っぷり使った帆立料理が食べたくなったものです。

あちらで覚えた料理も懐かしいけれど、せっかく日本に帰って日本の帆立をいただくのですもの。

日本的に味わいたくて、あおさ海苔とバターのソースでサッと焼いてみました。

キッチンに海の香りが立ち込める幸せ❣️

一滴の醤油を垂らすのも忘れずに。

なんとまぁ、とろける甘さでしょう!

厳寒の海でゆっくりと育まれた滋味、あっぱれです。

料理サロン Ku-La Kamakura

長谷観音さんにほど近い、不定期開催の料理教室 ロンドンに5年、ルクセンブルクに3年と、かれこれ8年間のヨーロッパ暮らし。現地で得た食材やワイン、料理に関する知識と体験を交え、心を豊かにする美味しい情報をシェアしたいと思います。

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